放射線療法⑱ 15回目 味覚障害の診断

本来は教授の診察日ではなかったのですが、味覚への不安が大きい旨を看護士さんに伝えて時間をとってもらうことになりました。

味覚障害の原因は、放射線治療時に放射線の通り道になっている場所がやられてしまった、とのことです。
舌の上にあるざらざら「味蕾(みらい)」が壊れてしまい、味覚を感じなくなってしまったのです。
ただ、舌の上をとおる放射線量はかなーり少量なので、副作用としてでるとは想定していなかったのだそうです。
私の口内の、放射線が通る量を示した図をパソコンでみて、しきりに「おかしいですね。そんなに強い量を浴びているわけではないのですがねえ」と言っていました。
たぶん、R-CHOPで体が弱っているところに放射線治療をしたので、体が敏感に反応したのでしょう、とのことでした。

本当は放射線が適切な場所に当てられていないのかも知れないじゃないか!私は症状が出てない状態でおさえで放射線治療してるんだから、当たってても当たってなくても気づけないじゃないか!と思ったけど、調べようもないことなのでそこまで言いませんでした。

いつ治るのかは個人差があるのだけど、若いから1ヵ月くらいすれば味が分かるようになるでしょう、本当に元に戻るには3ヶ月かかりますって言われました。板前さんとかだと仕事に支障がでるけど違いますよねって確認されました。

味蕾の再生には亜鉛が効果があるんだそうです。
ただ、日本では亜鉛だけを薬として取り扱っていなく、亜鉛が多く含まれる胃薬を代わりに処方してもらいました。別に胃は痛くないんだけど。

本日の治療費

1万円

放射線療法の副作用

味覚障害
口が渇く

悪性リンパ腫の治療メモ

味蕾とは。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%91%B3%E8%95%BE

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