治療開始まで⑩ 健康保険の限度額適用認定
アザラシ先生に教えていただいて、区役所で限度額適用認定の手続をしました。
日本ではありがたいことに、医療費の負担上限が決まっているのです。すっごく治療費が高くなってしまっても、自分が払うのはせいぜい9万円、残りはお上が払ってくれます。
また、「いったん払ったものが戻ってくる」でもいいのですが、手続きをしておけば「上限までしか払わなくていい」となるので、一時的にたくさん現金が必要、というのが避けられます。
ややこしいので具体例を。
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私の今月の医療費は20万円です。
地元総合病院に17万円、PET撮影病院に3万円払っています。
・高額療養費自己負担限度額
これのおかげで、私の自己負担は9万円です。あとは国民健康保険から11万円を負担してくれます。
ただし、病院の窓口では私は17万円、3万円を払います。後日、国民健康保険から11万円返金しますよーっていうお知らせが届きます。
・限度額適用認定
これを申請すると、私は窓口でも9万円までしか払わなくていいよーっていうことになります。
病院をまたいでは適用できないので、地元総合病院に9万円、PET撮影病院に3万円払います。後日、国民健康保険から3万円を返金しますよーっていうお知らせが届きます。
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ここで言っている「9万円」は収入によって変わります。また医療費総額によっても微妙に変わります。
また、70歳以上は、計算方法が変わります。
私は国民健康保険なのですが、会社員の方でも同じ様な制度が必ずあります。
ご自分の健康保険組合を確認してみてくださいね。