治療開始まで⑥ 放射線治療を試みる

放射線療法を行いましょうということで、警察病院の放射線科を訪れました。

いつも行ってる地元総合病院では放射線科がないのです。
なので、近所の警察病院に紹介状を出してもらいました。

ただし、ここの放射線科で治療を断られてしまいました。

警察病院の先生は私のPET結果と診断結果を見て、
「うちの機械は最新ではなくて照準が少し大きいんだよ。あなたの症状が出ている部位はちょっと大きくて、放射線治療をするとその近くにある味覚を感じる箇所にあたってしまう。そして、副作用として味覚障害がでてしまう。この味覚障害は、化学療法と違って、一生治らない可能性も高い。
あなたが80歳だったらいいけど、まだ30代でしょ。これから人生が長いんだから、生きる楽しみを奪うわけにはいかない。
XX病院、XX病院、XX病院だったら最新機械があるから、もっと照準を絞った照射ができる。ちょっと遠いけどそこへ行くといいよ。」と説明してれました。

私は地元総合病院へ差し戻し、ということになりました。

話がずれますが、警察病院って普通の診療も受け付けているんですね。
wikiには「日本政府や警視庁本部の特命に基づいての医療活動が」とか「ペルー日本大使館占拠事件への」とか「地下鉄サリン事件発生後に山梨県上九一色村強制捜査の援護活動が」とか派手なニュースとの関連が書かれているし。病院の受付は一般受付の他に警察OB受付なんてのがあったし。この間テレビ放映していた名探偵コナンくんの映画版で、コナン君は警察病院に入院していたし。
なんてドラマチックな病院なんでしょう。ここで治療を受けていればいい話のネタになりそうだったのに(笑)

本日の治療費

1000円

悪性リンパ腫の治療メモ

悪性リンパ腫の治療は、「放射線療法」か「化学療法」です。手術はあんまりない。

・放射線療法とは。
放射線をあてて癌細胞を破壊します。
私は、ステージⅠで、B症状も出ていなくて、血液検査でも異常値なしで、症状が扁桃腺なので放射線が当てやすい、いうことで、まずは放射線療法が検討されました。
1回の照射は10分程度で、週5日で5週間くらい行うことになります。
副作用は、照射箇所がやけどっぽくなってひりひりするかも、との説明を受けました。
治療費がそんなに高くないというメリットもあります。




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